自己流ベビーサインのススメ


出産前の心配事 其の三「赤ちゃん返り」
10月 14, 2008, 11:59 pm
Filed under: アメリカの育児

三つめの心配事は、二歳二ヶ月になる息子が赤ちゃんの出現にどう対応するかという事でした。二人以上の子どもがいるお母さんをつかまえては、「赤ちゃん返りした?」と質問をなげかけていましたがその度に、赤ちゃんを噛む、おっぱいを飲ませるのを邪魔する、トイレトレーニングが後退する、などという答えをたくさん聞かされたのでこれは三つの心配事のなかでもいちばん気になる事だったと思います。

結論から言うと、娘が産まれて2週間経った今まだすこし微妙なところです。「べいびーなにしてる?」というのが口癖で(いつも答えは「ねんねしてる」か「おっぱいのんでる」ですが)頭をなでたり、本を読んであげたり、手遊びをしてあげたりして妹の事を可愛いと思っているのは明らかなのですがちょっと度が過ぎる事が多く、泣いていると飛んでいっておしゃぶりを口に押し込んだり、ベビーチェアを激しく揺らしたりするので目が離せません。危ないのですが本人はよかれと思ってしているようなのでしかる事も出来ず、あわてて注意すると混乱するようで、ここのところ注意されると舌を出すおかしな癖をしはじめたので要注意です。

ただ「赤ちゃん返り」というほどの影響はまだでていないので、とりあえずはほっとしています。

「 なでなで。」



出産前の心配事 其の二「兄と妹」
10月 12, 2008, 10:01 pm
Filed under: アメリカの育児

ふたつめの心配事は、二人めの子どもを一人めと同じ様に愛おしく思えるかどうか、ということでした。この心配は産まれたての娘の顔を見たとたんに吹っ飛んでしまいましたが、 今後常に平等に子ども達の事を扱えるかどうかという心配は今でもあります。

私には兄弟が他に二人いるのですが、今でこそ両親が誰をひいきしていたのではなどという事は気にもなりませんが、子どものころは「あなたは女の子なんだからそんなことするものじゃない。」と言われてよく憤慨していた覚えがあります。「なんでわたしだけ!」というような思いが常にありましたね。ただ最近兄弟と話しをしているとどうやら三人とも皆同じ様な思いを持って育ってきていたようで、彼らは彼らで「なんで俺だけ!」という風に思っていたようです。

兄弟間の感情のバランスを取るのはとても難しいと思いますし、その善し悪しを左右するのは両親の子ども達への接し方だと思うのでこれは親としてかなりの重要課題です。私の夫はうらやましい事にひとりっ子でぬくぬくと両親の愛情を誰ともシェアすること無く育ってきたのでこういう感情は分かりにくいようで、多感な2歳児の息子の前であからさまに産まれたばかりの赤ちゃんの事をとても愛おしく扱うのでちょっとハラハラしてしまいます。

「べいびーなにしてる?」



出産前の心配事 其の一「性別」
10月 10, 2008, 10:11 pm
Filed under: アメリカの育児

今回、二人めを出産するにあたって心配だった事が三つあります。

ひとつめは超音波で女の子だと言われたけれどそれがどうしても信じられず、産まれてくるまで今度もまた男の子ではないかと思っていた事です。私としてはどちらでも良かったのですが、義理の母が何気なく「次は女の子がいいわね。」と言ったことがかなりプレッシャーになっていました。お医者さんが赤ちゃんを取り上げた時に「It’s a beautiful girl!」と言った瞬間、私がとてもほっとした顔をしていたと後で担当の看護婦さんが笑っていました。

妊娠すると色々な人が色々な事を特に悪気も無く言う事がありますが、本人にとっては結構傷ついたりプレッシャーになったりするわけで、私などは普段はかなり図太い性格で知られているのですが、妊娠中はホルモンのバランスが崩れていたせいかたいした事も無い一言にもいちいちイライラしていた記憶があります。

性別の事こそ自分ではどうしようも出来ない事なので「女の子がいい」と言われた時ほど重荷に感じた事はありませんし、そういう事は相手がだれであろうとも口にすべき事では無いと思いますね。私自身、わりと口が軽い方なので気をつけたいと思います。

やっぱりピンクが似合うかな。



It’s a girl! アメリカでの出産 其の二
10月 4, 2008, 9:59 pm
Filed under: アメリカの育児

先週の木曜日9月25日に、無事二児目を出産しました。朝方からなんとなくシクシクとした感じで始まった痛みが、陣痛だと確信するまでそれほど時間はかからず、病院に電話したところすぐに来る様にとの事だったので、まずは2歳の息子を預かってもらう手はずになっていた義母に電話。自分の荷物はある程度パッキングしてあったものの、彼のものは用意していなかったのであわてて荷造り。お気に入りのテディベア、汽車の刺繍のついた枕と布団をかばんに詰め込み、義母が来次第病院へ急行しました。といっても車で5分程度の距離なのでその間に陣痛が一回来たか来ないかくらいで着いてしまいましたが。

9時頃、入院の手続きを済ませてガウンに着替えると、2年前に息子を出産したのと全く同じ時代遅れの内装の分娩室へ通されました。ちょうど木曜日で私の主治医の担当の日だったので息子を取り上げてくれた同じ若い女医さんに今回もお願いできるかな、と期待したのですが彼女はちょうど帝王切開の手術中だとの事で残念ながら今回は違うお医者さんが担当してくれることになりました。

日本ではどうなのか知りませんが、担当のお医者さんといっても分娩に参加するのは本当に最後の最後だけであとはほとんど看護婦さんまかせです。つまりその日に担当してくれる看護婦さんしだいで善し悪しが決まるわけです。前回の出産のとき30分置きにくる看護婦さんが毎回違って、ひとりひとりにいちいち状況を説明しなければならなくてイライラした経験から、はじめに担当の看護婦さんを紹介された時点で今回はそうならない様にと強くお願いしました。この看護婦さん、あとから聞くとこの日がこの病院に勤めはじめてからまだ三日目だったとの事ですが、呼吸の指導が上手でその時その時の状況をとても分かりやすく説明してくれてとても助かりました。Emilyさんありがとう。

アレルギーやアルコール、麻薬の使用などの質問に続き、無痛分娩の麻酔(epidural) を使うかどうか聞かれました。日本では麻酔を使うと別個にお金がかかるそうですが、私の入っている保険では使っても使わなくても分娩費用は100%カバーされるので、どちらでも同じです。

息子を産んだ時は初めてだったので、当たり前ですが出産にどれくらいの痛みが伴うのかという見当がつかず、勇気と言うよりも興味から麻酔無しでという決断をして出産しました。今回は逆に麻酔を使うといったいどれくらい楽に出産できるのだろうと興味が沸き少し迷ったのですが、結局今回も無しで出産する事にしました。

理由はとしては、そうでなくてもお腹にベルトで留められた陣痛モニター、赤ちゃんの心音モニター、(この二つが本当に不快!)点滴、血圧計などで身動きが取りずらいのに、この上背中にチューブなどを通されてはたまらないと思ったからです。それに前回の出産時に出会ったお母さんが、麻酔を使ったにもかかわらず痛みがとれず、出産翌日に副作用から下半身にひどい痛みを訴えているのを間近に見たからと言う事もあります。

今思えば、その後一二時間程度で産まれてきたので麻酔を使わなくて良かったです。 予定通り二日で退院した後、産後の体の回復がとても早かったのも麻酔無しで産む事が出来たからだと思っています。

破水したあとはほとんど休み無しに強い陣痛の波が押し寄せてきて、持ってきていた息子の写真を夫の肩越しに見ながら看護婦さんの呼吸にあわせてなんとか痛みと不快さをしのぐ努力をしました。夫も前回私が陣痛のピークにある時に片手で私の手を握りもう片方の手でチキンサンドを食べるという離れ業をやって私のひんしゅくを買ったのですが、さすが二回目とあって良いアドバイスをしてくれました。食べ物を口にするのは禁じられていたので、お昼ごはんの時間までに産まれてきてくれたのには夫も私ありがたかったです。

そして、12時過ぎ無事出産。やはり二度目で勝手がある程度分かっていると言うのは強みですね。もちろん痛みが以前と比べて少なかったわけでもないですが、実際に陣痛が来ている時はなんでまたこんな痛みに耐えてまで二人目を産もうなんて思ったのだろう、と考えたり、今妊娠している友達の事を考えて、あ〜◯◯ちゃんもこの経験をしなくちゃいけないなんて可哀想、などと考えられる余裕があった様に思います。

そしてあの心地よい疲労感とともに私の胸にのせられたのが、体重3300グラムの元気な女の赤ちゃん。性別は超音波診断で女の子だと言われていたものの、男系家族に育った自分にまさか女の子が出来るとはどうしてもピンと来なくて実際に産まれて来るまでは信じられませんでした。義母は女の子が産まれる事を願ってとても楽しみにしていたので、正直言ってほっとしました。

はじめまして。