自己流ベビーサインのススメ


アメリカでの出産 其の一
6月 9, 2008, 5:26 pm
Filed under: アメリカの育児

数ヶ月前の話しになりますが、二児目を妊娠した事が分かってからある助産院の説明会に行ってきました。日本では少子化のせいで産婦人科が急激に少なくなっているそうですが、助産院も同じ道をたどっているのでしょうか。アメリカではほとんどの人が病院で出産するので、助産院というものは本当に稀です。

ここ2年程で4人の友人がこの助産院を使って、その中の一人は逆子のため帝王切開、もう一人はこの助産院が付属している病院へ行かなければならない難産を経験する事になりましたが、皆口を揃えてこの施設をほめるのでちょっと話しを聞いてこようという事になったわけです。

ちなみに私は長男をうちからほど近い総合病院で出産しました。予定日を10日過ぎても陣痛が来る気配が全くないので、医師から陣痛誘導剤を使って出産する事を強く勧められました。完全な自然分娩を望んでいたので気が進まなかったのですが正直言ってノーと言えない状況でした。その医師とは気心も知れていて、信頼できる関係にあったのですが、今から考えると彼女の所属する病院の都合という事もあったのでしょう。

普段あまり薬を飲まないせいか、誘導剤を点滴で打たれたらすぐに効果が現れ3時間半後には無痛薬の使用もせず無事出産と言う結果になりました。ただ、誘導剤を使用するとなると点滴をつねに着けていなくてはならず、その上赤ちゃんの心臓をモニターするものと、陣痛をモニターするものを常にお腹につけていなくてはならなかったのでトイレに行きたい時等はとても不自由でしたし、30分おきに看護婦が来るのですがそれがいつも違う人なので同じ事を何度も説明しなくていはいけないような事がありました。そんなこんなで、お産自体は安産と言えるものでしたが、もう一度同じ病院で出産したいか、と言われるとちょっと二の足を踏んでしまうものがあったのです。

助産院に着いてまず驚いたのが説明会の参加者の数でした。毎週の様に行っている様なのですが用意された席はいっぱいで、あとから来た人の為に途中何度も説明をしている助産婦の方が中断してイスを取りにいかなければならない程でした。この助産院が比較的裕福な白人の多く住む地域にあるせいか、参加者は主に若い白人のカップルでしたが黒人のお母さんも二人、エジプト人の夫婦も来ていました。多くは初産でしたが、私たちの様に二児目や四児目なんて言う方もいました。

そして、ひとりひとりなぜ病院ではなく助産院を選んだかと言う質問に答えていったのですが、一様に共通していた事は病院に対する不信感で、多かったのは家族や友人が病院で不満の残る帝王切開をしいられたというものでした。

アメリカの帝王切開の率は年々上がってきていて、それを合理主義のアメリカ人妊婦の選択の為だと思っている方もいるようですが、実際はアメリカの訴訟社会が産んだもののようです。私の主治医によると産婦人科医は患者から訴訟を起こされる率が一番高いそうで、裁判のコストを負担する事になる病院側の保険会社がそれを嫌い、妊婦の自然分娩への希望よりもとりあえず母子ともに素早く安全に出産を終えられる帝王切開が多く行われるようになったとの事です。

端的に言ってしまえば保険会社の利益の為に妊婦の希望が受け入れられづらくなったという事で、その為にこの助産院ではそんな傾向に不満をもつ妊婦が殺到し、とうとうすべてをさばけない状況にまでなっていました。結果的にいうと私の予定日である9月はその数日前に閉め切られていて、残念な事にこの助産院での出産をあきらめなくてはならなかったのですが、出産前に日本に三ヶ月帰国する予定などもあったので、前回と同じ産婦人科の方が勝手が分かって良いだろうと自分で自分を納得させたのでした。

助産院の説明会には研修の為にオランダから来ていた若い助産婦さんも参加していたのですが、彼女によるとオランダでは多くの人が自宅で出産するそうで、参加者の病院での経験談にびっくりして目を白黒させていました。お国柄というのはこんな所で違いが出るものなのですね。オランダで出産された日本人のお母さん他、世界のいろいろな国で出産された方の経験談をのせたサイトgoo ベビー を見つけたので、興味のある方はどうぞ

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4件のコメント so far
コメントをどうぞ

赤ちゃんができたんですね!
おめでとうございます〜!!!

アメリカは帝王切開が多いという話、聞いたことがあります。生むのは確かに素早いかもしれないけど、後が大変ですよね(>_<)

私がチイを生んだのは、田舎の市民病院だったんですけど、意外と自然に任せてくれたので、とても良かったです。
陣痛室に入院してからなかなかお産が進まなかったんですけど、先生も看護師さんも、3日目になってもまだ「促進剤なしでも大丈夫でしょ〜♪」なんてのんきなことを言ってたので、私のほうからお願いして打ってもらったんですよ(^-^;)

今度も安産でありますように!
遠い空からお祈りしてますよ〜(〃∇〃)

コメント by メガネ

この数回コメントが投稿できずにいます。再度のトライ

小さな事ですが ホリデー前には 退院患者が多いんですよ。医者の都合です。

どんな医療保険を持っているかで検査の内容が変ったり、ビジネス的なものを感じたりします。

こちらに帰って来る時は お体に気をつけて!!

コメント by ba-chama

メガネさん

ありがとうございます。

3日も陣痛室にいさせてくれるなんて、アメリカの病院では絶対にありえないし助産院でも難しいかもしれません。寛容な病院で良かったですね。だからチイちゃんはおっとりしているのかもしれませんね。

コメント by Jikoryu

ba-chamaさん

息子の予定日が7月4日の独立記念日に近かったのでやはり病院の対応に心配しましたが、10日も遅れて産まれてきたので無駄な心配でした。

お気遣いありがとうございます。

コメント by Jikoryu




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