自己流ベビーサインのススメ


コンビニのマンマ
5月 26, 2008, 11:00 am
Filed under: ベビー用品

いつどんな時でも思い出すとプッと吹き出してしまう事ひとつでもあると、わりと人生面白可笑しくやっていけるのではないでしょうか。私には実の母にまつわるそんなエピソードがひとつあります。

母の名誉の為に記しておきますが、彼女は今までPTA、 町内会、図書館のボランティア、選挙運動、募金集めなどでそれぞれ中心的役割をはたし、お稽古ごとの先生もずいぶん長くしているので端から頼られることが多いタイプの人です。そんな母ですが、やはり実の娘からみるとちょっと天然ぼけした部分が多々ある様に思えます。

去年の夏に帰国した時の事、息子はちょうどつかまり立ちを始めたのでしっかりとした靴を必要としだしたころでした。駅前のデパートへ母と出向き一目惚れしたのが、ご存知の方も多いと思いますがコンビの「ニンナナンナ」というブランドの靴でした。息子のトレードカラーである落ち着いたオレンジ色で、幅が広く、底が適度な堅さでとても履きやせやすかったので即座に13cmの物を購入し、その後アメリカへもどった後も母に14cmと15cmのものをわざわざ買って送ってもらったくらいです。

今回帰国した時に次のサイズを買おうと予定していたので、アメリカで新しい靴を買わずに、底はすり減り中の詰め物が見えてきてかなりみすぼらしくなっていた靴を息子に履かせたまま、先日成田空港に降り立ちました。早速去年と同じ店にいって次のサイズの新しい靴をを買おうと母に提案したところ、

「ああ、あのコンビニのマンマの靴なら、もう作っていないらしいいわよ。」

という答えが返ってきて、一瞬セブンイレブンのサケおにぎりが目の前をよぎった後、私は爆笑の嵐に襲われてしまいました。

「それをいうなら、コンビのニンナナンナでしょう!」

と突っ込みを入れられるほと落ちつくのにはかなり時間がかかったと思います。母は戦中派ですので基本的に外来語のそれもたぶん造語(?)は苦手です。そんな母が自分なりに解釈して作り上げたブランド名を思い出す度に私はプッと吹き出さずに入られません。

追伸 コンビさんへ、ニンナナンナの靴、ぜひ再生産してください。

はじめてのシューフィッターさん。右がマンマ。



麺好きは海を越えて
5月 20, 2008, 10:31 am
Filed under: ベビーサイン

先週の木曜日に帰国しました。約9ヶ月ぶりの日本です。大学留学時代から去年までは多くても一年に一回、長くても一ヶ月の滞在だったので、こんなにすぐ帰ってきて長期滞在するのは初めてです。

昨夏は息子もまだ十ヶ月で歩く事もままならず、長い飛行時間抱っこされっぱなしでほとんど寝て過ごしたのですが、さすがに今回はそうもいかず夫が周到に用意したipodに大変お世話になりました。内容は息子のホームビデオ、「機関車トーマス」、Feist の「1234」ミュージックビデオ、「にほんごであそぼ」、「セサミストリート」など盛りだくさん。これで大分時間を稼ぎ、後の時間は食べるか寝るかして過ごしました。

そして家族三人無事私の実家に落ち着き、心配していた息子の時差ぼけもおひるねの時間が長くなり就寝時間がいつもの9時から8時に、と今のところうまい具合に進んでいるのでとりあえずひと安心といったところです。

長旅の疲れも見せず食欲旺盛の息子。特に気に入ったのが麺類。実家には両親二人ではとても食べきれない量のいただき物のそうめん、うどん、そばなどが豊富にあり、四分の一イタリアンの息子としてはパスタに代わるものとしてそれを大歓迎した様子で、早速帰国第一弾の自己流サインを創って見せてくれました。口をすぼめて「すーうっ」と息を吸う、というシンプルですがとてもわかりやすい麺のサイン。日本滞在中大活躍しそうです。



空耳おばさん
5月 11, 2008, 8:59 am
Filed under: ベビーサイン

先日、耳をつまんで前後に引っ張る「おばあちゃん」のサインを紹介しましたが、このサインは本当に偶然の空耳から発展したサインです。

半年程前にさかのぼりますが、赤ちゃんは体の部位の名前に興味を持つ、という様な記事をどこかで読んで、それなら手短かな顔のパーツから教えようと思い立ち、目、鼻、口、耳とそれぞれ指を差しながら教えていきました。ちょうど発育年齢と合ったのでしょう、すぐに覚えて目や鼻など名前を言えばうれしそうにその部位を指す様になりました。

そんなある日、お天気が良いのでぶらぶら散歩に出かけたついでにおばさんの家に寄る事にしました。おばさんと言っても、夫の母の妹なので、息子にとって正しくは大叔母さんです。毎週2日、私が仕事へ出る日には必ず彼女の所で過ごすので、息子にとってはおばあちゃんも同然。 ご機嫌で遊んでいた息子に、

「せっかくここまで来たから、リヴィ(おばさんの名前)の所に寄って行こうか?」

と声をかけたところ、持っていたボールを足下に下ろして、おもむろに自分の右耳を前後に引っ張り始めました。この奇妙な行動に一瞬あぜんとしましたが、すぐに私が「リヴィ」と言ったのを「みみぃ」と聞き違えたのだと気づきました。 私の発音が悪かったのか通りの雑音が邪魔したのか、ともかく彼の耳には「みみ」と聞こえたようで、その時から彼の頭の中で「おばさん=リヴィ=耳」という図式ができ上がってしまいました。

この日からおばさんのサインは耳を引っ張る、まるで野球の監督がピッチャーに送る様なサインになってしまいました。 これだけでもややこしい発展の仕方をした息子の超自己流サインですが、さらにややこしい事に、このサインを容姿の似ている義母にも当てはめて使いだしたのです。

実際、義母と大叔母さん姉妹は年齢が近く、白髪を短く揃えていて身長も同じくらい、洋服の趣味も似ていて常に行動を共にしているので双子に間違われる事も少なくありませんが、(レズビアンのカップルだと間違われた事も数度あり)その二人を大胆にもひとくくりにして、「耳」のサインですませてしまう息子に、母である私自身のいい加減さを見る様な気がしてならない今日この頃です。

両耳揃ってお散歩。



サインから言葉への一歩
5月 8, 2008, 12:44 am
Filed under: ベビーサイン

我が家の21ヶ月になる息子。最近やっと「ママ」と言える様になりました。夫の事を指す「ダデュ」はずいぶん前から言えるようになっていたのですが、「ママ」は人差し指であごをトントンと指すサインを長い間使っていました。

「ママ」が言えるようになったのは先日お友達の誕生会に呼ばれた時の事。知らない大人が多かったのに加えて基本的にシャイな息子は、ずっと私の背中にぴったりとくっついていました。そんな息子を私がちょっとトイレに行く為に一人にして数分後に戻ってきたとき、まわりにいたお母さん達に「ママって言える様になったんだね。」と言われてびっくり。確かに大きな口を開けて「ママ〜!」と私の事を呼んでいるではないですか。これはかなり嬉しかったですね。

ベビーサインは言葉の発達を遅らせるのではないかという心配をしている方の質問に対して、ベビーサイン—まだ話せない赤ちゃんと話す方法 のなかで、「見えないところにいる人に自分の要求を伝える為にベビーサインから言葉へ自然と移行する様になる」と書いてあったのを思い出しました。

まわりの子供達がすこしづつ保育園へ行きはじめるなか、息子は常に私か私の夫、又は夫の家族と過ごしているので、この時までママがいなくて心配になる、という思いをした事がなかったのですね。切羽詰まった状況になってやっと、「ママ」が口をついて出たようです。

今のうれしい問題は、この「ママ」が止まらなくなってしまった事。朝から晩まで何かにつけ「ママ〜」と呼ぶので、最近では「ダデュ」がちょっと嫉妬するくらいです。


この「ママ」のサインとももうすぐお別れかな。



おばあちゃんはラッキーセブン
5月 6, 2008, 11:52 pm
Filed under: ベビーサイン

お父さんが子供をお風呂に入れる家庭は多いようですが、我が家ではもっぱら私の仕事です。それというのも、私は料理は好きなのですが皿洗いが嫌いときていて、そこを夫が補ってくれるので、ちょうど同じ時間になるお風呂の時間は自然と私が担当する様になったわけです。

先日、早めに皿洗いをすませた夫がお風呂場に来て息子と遊んでいた時の事。スポンジでできた数字の形をしたお風呂用のおもちゃを特に反応を期待していたわけではないのでしょうが、「これな〜に?」という具合にひとつひとつ見せていました。0から9まである数字をランダムに見せていて、「7」にきたとき息子が耳をつまんで前後に引っ張る自己流「おばあちゃん」のサインをしました。もちろん夫は、「おばあちゃんじゃないでしょ。」と言って笑いましたが。それを見ていた私がふと気がついたのは、息子は夫の母の事を「ナナ」と呼んでいる事です。

イタリア系の家庭では祖母の事をNanaと呼ぶので、我が家でも夫の母の事は「ナナ」でとおっていて、息子も最近「ナナ」と言葉に出せる様になったばかりでした。彼に数字の概念があるのかはまだはっきりしませんが、数字の7を「なな」と発音する事から「おばあちゃん」のサインと結びつけた息子に、子供の頭の柔軟さを見た気がしました。

お風呂と言ってもバスタブのない我が家では、特大タッパで入浴。

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