カテゴリー ベビーサイン
どこでベビーサインを習ったの?とよく聞かれます。私は妊娠中にベビーサインの王道 Linda P. Acredolo とSusan Goodman共著のBaby Signs : How to Talk with Your Baby Before Your Baby Can Talk を読みましたが、実際に息子を相手にベビーサインを初めてからはほとんど自己流です。
以前、英語と日本語を教えた経験から、新しい単語を導入する時にはひとつ以上のレファレンスを提供すると比較的覚えが良い事に気がつきました。外国語を勉強した事がある方ならどなたでもご存知でしょうが、文章や実際のシチュエーションから離れて、「さあ、明日までにこの単語10個覚えましょう。」と言われてもなかなか難しいですよね。
これは理想的なシチュエーションですが、例えば、リンゴをおいしそうに食べていたら、リンゴのサインを見せながら「これはリンゴよ。」と言い、皮をむく前の丸のままのリンゴを見せます。(皮のむかれたリンゴの絵というのはあまり無いので、後で分かりやすい様に)そしてそれに触らせて、においを嗅がせ、それからすぐ後で絵のリンゴをみせます。そうすると味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、すべてに訴えられ、本当のリンゴと絵のリンゴが同じだという事を理解できますよね。
ここですぐリンゴのサインを子供が返してくれればこんなに簡単な事はありませんが、ここではまだ、「あの手の動きもどうやら関係があるらしい。」と思い始めます。あとは、いつもの生活のなかでリンゴを見つけたら、「ほら、あれもリンゴだよ。」とサインをみせつづけます。
例えば、 折り込みチラシにリンゴの安売りがでていた時とか、 テレビの料理番組にリンゴがでてきた時とか、勉強机に使っているリンゴ箱に絵がついていた時とか(そんなのもう誰も使ってませんって!)、隣に座っていた人がアップルのコンピューターを使っていた時とか、もちろんスーパーでピカピカに磨かれて山盛りになっているリンゴを見かけた時とか、そうすると、意外な時に子供の方から「ほら、これもリンゴでしょ。」という風にサインを返してくれる様になりますよ。
これは、何度も経験した事ですが、サインを見せている時にサイン自体に興味を示しているようにみえなくても、ずっと後で急にそのサインを使いだしたり、サインを出している私の方が、「ちょっとこれは複雑だし、あんまり使わないから覚えるのはむりかなあ。」と思いながら半信半疑で見せたサインでも意外にすぐおぼえたりするので、子供というのは本当に子供扱いができない物だなあと思います。