カテゴリー ベビーサイン
初めて息子がベビーサインを見せてくれたのは、去年の8月の末。夏の間日本に3ヶ月程滞在した後アメリカに戻ってきて、つらい時差ぼけもなんとか乗り切った頃だったと思います。友人の結婚20周年記念サプライズパーティーがあって、無事お決まりの ”サプラ〜イズ!” をすませた後、おなかがすいてきたらしい息子に何か食べられそうな物はないかテーブルの上を物色していた時に見つけたのが(まあ何とアメリカらしい)ピザでした。
1歳2ヶ月の赤ちゃんにピザ?と思われるかもしれませんが、この頃ちょうど歯がかゆくなってきた時期だったので、イタリア系アメリカ人の義母はせっせとイタリアンブレッド(フランスパンよりも固くて、なかがぎゅっと詰まっているものーこれに慣れるとバゲットには物足りなくなるんです)のそれもいちばん固い皮の部分だけをはがためとして与えていたので、ピザの耳の部分は最適だと思われたのです。
空腹に物珍しさも手伝って、おとなしく耳をかじっていた息子が、その時おもむろに右手の人差し指でほっぺたをちょんちょんとつつくではないですか!一瞬見まがえたかと思いましたが、すぐその後にまたちょんちょん。それはまさに、「おいしい」のサイン! それまで一ヶ月程のあいだ、全く一方通行にサインを教えるばっかりだった私は大興奮。普段は人見知りしてパーティは苦手な私が、目の会ったすべてのひとに、「今、初めてベビーサインしてくれたの!」と報告しまくってしまいました。
もちろん、その場にいた人の何人がベビーサインそのものを知っていたかというと、残念ながらたぶんほとんどの人が知らなかったと思いますが、皆ニコニコと「あ〜それはよかったね〜。」と答えてくれました。アメリカ人のこういうところって好きです。
後で思えばその後「おいしい」を連発する息子にピザを食べさせ過ぎたような気もしますが、あの時の興奮はちょっと忘れられません。初めて紛れもなくお互いの気持ちが通じた瞬間でした。
